シャリエ安東一丁目

studio M2(ステューディオ エンメデューエ)
森眞美氏

穏やかな暮らしを実現する、上質な空間づくりを提案

静岡市の葵区安東に誕生した「シャリエ安東一丁目」。県庁などが集積する静岡の中心である駿府城公園から徒歩圏内にあり、生活しやすく、しかも利便性に優れた立地です。 インテリアのデザインにあたっては「オーセンティック・モダン」をテーマに、こだわりを持って暮らすご家族をイメージしています。スタイリッシュで、シックな空間づくりを心がけました。

リビング・ダイニングの扉に続く壁面のパーティションは空間全体のアクセントになっています。また、トラヴァーチン(大理石)にブロンズミラーのラインが入った壁面は、ダイニングスペースに高級感と華やかさを加えます。ペンダントライトは、少しクラシックな要素の入ったデザインのものを選び、重厚感のあるダイニングテーブルとの組み合わせにより、フォーマルな食卓を演出しています。

キッチンは、シンク前の壁面を取り、開放感のあるスペースに変更しました。シンクの周囲には立ち上がりをつけ、手元や水回りがリビングやダイニングから見えないように配慮しています。キッチンの壁面も、ダイニングスペースと共通のトラヴァーチン貼りとしました。リビング・ダイニングからキッチンまで一体感のあるデザインにまとめ、広がりのあるワンフロアとなっています。また、ユーティリティスペースは機能的に使うことができるよう、収納を充実、インテリアはシンプルにまとめています。

リビングは広々とした開口部に沿ってL字型のゆったりとしたサイズのソファー、パーソナルチェアを配し、ゆとりを感じさせる空間を演出しています。ファブリック類はツヤ感のあるベージュをベースにコーディネート、アクセントカラーにセージグリーンを取り入れ、落ち着きのある色使いでまとめました。

主寝室は、家具類やウォークインクローゼットの建具をダークカラーにまとめ、さらに調光付きのダウンライトやスタンドの光で陰影をつけ、くつろぎのひとときにふさわしい落ち着いた空間づくりを心がけています。ゆったりとしたクイーンサイズのベッドはハイバックのヘッドボード、シルバーゴールド、ブロンズ系のファブリックづかいなど、クオリティ感のあるアイテムをセレクトしました。

子ども部屋は、小学生くらいの女の子が暮らすことを想定しています。住戸全体のカラースキームに比して違和感のない色使いとなるよう、ホワイト系の家具類にグレイッシュなピンク、ラヴェンダー色をアクセントカラーとして取り入れ、上質で落ち着いた空間に仕上げました。

玄関から廊下にかけては、シルバーグレー系の光沢ある壁紙を使用することで、高級感を演出。訪れた人の目を楽しませる玄関のローボード上のスペースは、住む人のこだわりを表現する空間として、季節のディスプレイを提案しています。

忙しい日常を過ごしながらも、ご家族との穏やかな暮らしを大切にする方々のために。休日には、バルコニーでブランチを楽しむ、そんなご家族を思い描きながら、モデルルームをデザインしました。